2012年05月25日

韓国の復活の裏にあるもの

通貨危機に陥った韓国経済には、まず金融緩和で急速な通貨収縮を防ぎ、財政出動で景気回復を促し、厳しい規制は一時的に解除するのがアジア開発銀行研究所などが描いた策だった。
ところが、IMFは金融収縮、財政縮小、規制強化というまったく逆の方法で、韓国等のアジアの国に改革をせまった。
翌年の2月には、IMFの処置に疑問符がついた。面子にこだわり、かたくなに主張を変えない彼らを尻目に、アジア諸国は自国の判断で景気刺激に動きはじめる。もちろん、韓国も例外ではなかった。
2000年まで預金の全額保護を発表すると同時に、金融機関に充分な流動性を供給する。一時は、30%まで急上昇させられたコールレートの引き下げを可能にし、補正予算を組み、さらに財政出動をおこなった。財政赤字はすぐにGDPの5%に達したが、そのおかげで「すべて現金で取引を行わざるをえない」という金融危機は去りとりあえず小康状態がおとずれた。
今の日本は、日銀の国債買入れすらできなくなっている。投資家にとって国債がもっとも有利な投資対象。金融収縮は、間違いなく起こっている。舵取りを誤ると、大変なことになる。
今日の長期金利 0.865% +0.005%
円相場 1ドル=79.65〜66円 +0.24円安
    1ユーロ=99.84~88円 +0.28円安
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2012年05月24日

伝言ゲームの恐ろしさ

朝日新聞「天声人語」より引用する
菅内閣の経産大臣であった海江田氏の福島第一原発の事故対応にあたって、政府は伝言ゲームをしていたとの言葉は、当時を振り返って突きつける問題として深い。
伝言ゲームとは、正しく伝えようと懸命になる遊びのこと。伝言ゲームで真相はよりわかりにくいものになっている。当事者の言い分が微妙に食い違っている。東電の「全員撤退の申し出」についてもしかりである。「十死一生」という言葉がある。「九死一生」を強め、まず助かる見込みのないことをいう。さらに、「十死零生」と言われたのが第2次大戦の特攻だった。万が一の時、自分は人に決死的行為を命じられるか。逆に命じられたらどうか?
原発という化け物は、一度狂いだすと止められず「全員撤退」を余儀なくされるものであることを我々は、もう一度噛み締めよう。その事を前提とした再稼動の論議が望まれる。
今日の長期金利 0.860% +0.005%
円相場 1ドル=79.46〜50円 -0.05円高
    1ユーロ=100.10〜12円 -0.57円高


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2012年05月23日

ギリシャで起こっていること

ギリシャのユーロ離脱不安から国内預金流出に歯止めかからず、と報じられる。銀行預金残高3割減。そこで、預金をおろして「有事には金」が買われるか、といえば、逆に金は売られている。市民は金を売ってユーロを現金でタンス預金している。その姿は、銀行が信用できない以上真剣そのものである。
この事象は財政破綻が懸念される日本に住む我々にとっても人ごとではない、とも感じる。東北に行って改めて数々の現場体験談を聞き、一番印象に残った言葉は「コンビニが再開しても現金がなくてはモノが買えなかった」ということである。地震という有事と、日本国債という時限爆弾を抱える日本経済の有事に備えるには、まずは当座をしのぐ現金が必要だ。
日本でも、最小限の蓄えがあれば、華美な生活など追わずに、シンプルライフに徹することである。そして日々の収入を見込める収益源を確保しておくことも大切である。設置すれば、20年以上売電を見込める太陽光発電は、投資の対象としては魅力的である。電気は資源であるということを忘れないでほしい。
今日の長期金利 0.855% ±0
円相場 1ドル=80.00〜04円 +0.45円安


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posted by バンビ at 09:26| 埼玉 雨| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする