ところが、IMFは金融収縮、財政縮小、規制強化というまったく逆の方法で、韓国等のアジアの国に改革をせまった。
翌年の2月には、IMFの処置に疑問符がついた。面子にこだわり、かたくなに主張を変えない彼らを尻目に、アジア諸国は自国の判断で景気刺激に動きはじめる。もちろん、韓国も例外ではなかった。
2000年まで預金の全額保護を発表すると同時に、金融機関に充分な流動性を供給する。一時は、30%まで急上昇させられたコールレートの引き下げを可能にし、補正予算を組み、さらに財政出動をおこなった。財政赤字はすぐにGDPの5%に達したが、そのおかげで「すべて現金で取引を行わざるをえない」という金融危機は去りとりあえず小康状態がおとずれた。
今の日本は、日銀の国債買入れすらできなくなっている。投資家にとって国債がもっとも有利な投資対象。金融収縮は、間違いなく起こっている。舵取りを誤ると、大変なことになる。
今日の長期金利 0.865% +0.005%
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